『2011東京・中国映画週間』が、23日オープニングセレモニーが有楽町マリオンで開催されました。オープニングセレモニー前の貴重な時間に、オープニング上映作品『消えゆく恋の歌』の章明(チャン・ミン)監督と主演の呂星辰(リュー・シンチェン)さんにインタビューをさせていただきました。
呂星辰(リュー・シンチェン)
Q:上海映画祭で最優秀主演女優賞を受賞されましたが、演技の勉強などは以前からされていたのでしょうか?
A:撮影をしていたときは、高校3年生でしたので普通に高校に通っていたので、演技の勉強はしていませんでした。(ちなみに現在は、1991年生まれの20歳だそうです。)
Q:実力ですね?
A:そんなことないですよ。運が良かっただけですよ。
Q:今日はこれからオープニング上映で、日本の皆さんに初めて上映されますね?
A:日本での上映は、とても嬉しく思います。
Q:『消えゆく恋の歌』の撮影で、大変だったことはありますか?
A:そうでうね。撮影といいますか演技が初めてでしたので、感情などを表現することが大変でした。
Q:日本に来たのは何回目ですか?
A:初めてです。
Q:どこかへ行かれましたか?
A:日本に来日して3日目なのですが、昨夜はドラックストアに行きました。
Q:マツモトキヨシですか?
A:そうです。日本の化粧品は成分も安心ですし、肌に良いものが多いですので買い物をしました。
Q:今後の活動を教えて下さいますか?
A:今、章監督と2作目の映画の撮影が終わったばかりなのです。将来、是非日本の地で撮影もしてみたいと思いますし、機会があれば日本の作品にも出てみたいと思っています。
章明(チャン・ミン)監督
Q:今回の『消えゆく恋の歌』の撮影秘話や苦労した点はありましたか?
A:『消えゆく恋の歌』での撮影は、映画に対する投資予算が少なかったことが一番大変でした。実は中国では映画の種類も上映の数も、日本に比べたらまだまだ少ないのが事実です。そんな中、今回は日本に来れたことは、非常に嬉しく思っています。
Q:次回の作品予定はありますか?
A:実は先日、呂星辰さんを主演にした映画が完成しました。11月には中国で上映される予定です。
Q:次回作も日本で上映されることを願っております。
A:そうですね。そうなることを願いたいです。
オープニングセレモニー開演5分前、ギリギリまでインタビューに応えていただきました。呂星辰は、初めての日本ということもあり、オープニングセレモニー前は緊張されていましたが、ドラックストアでの買い物は楽しかった様子で、20歳の素顔を覗かせる場面もありました。また、章監督との次回作もどんな描写なのか楽しみですし、期待したいと思いました。