©BMP:Photo by Noriko Matsuda
世界7都市でロングランを続けるブルーマングループにとって、東京公演は特別な経験をしたことになる。2011年3月11日以降、およそ1カ月を休演し、4月16日にショウ再開後も、ブルーマングループは東北被災地へ何が出来るかを模索し続け、CONNECTというスローガンを掲げ、ロビーでの募金活動や、チャリティグッズの販売など通じ、被災地との繋がりを維持してきた。
これまでロビーにて展開した募金活動は、お客様の協力を得て、¥7,509,720を集め、チャリティグッズの売り上げは、¥1,224,000に至り、合計¥8,733,720の義援金を被災地へ届けた。(3月10日時点)
また、去る2012年2月7日に東京インターナショナルスクールの子供たちと、“ブルーマン×小さなクリエイター”アートセッションを開催。ブルーマンと子供たちは、東北へのメッセージを込めた共作を描き、3月7日?11日まで、その共作を六本木ブルーマンシアターに展示した。
そして、3月11日。この日は、ショウの冒頭、ブルーマンの代表的な演目の一つであるペイントドラムで、ブルーマンが"叩いて描く"キャンパスに"絆"の文字が浮かび上がり、本日も満席の客席から大歓声が上がる。東北、そして私たちが強い絆を維持していこうというメッセージを込めたもので、再度、ブルーマン、ミュージシャン、スタッフ、観客が一体となって、東北被災地への意識を強くしたショウとなった。ブルーマングループ東京公演が展開する東北被災地復興支援活動CONNECTは3月31日千秋楽公演まで続けられる。