ブルーマングループ東京公演は、2007年12月1日、アジア初上陸の地である東京・六本木で、世界発のブルーマン専用劇場である「六本木ブルーマンシアター」を構え、通算1388公演、4年にわたるロングランを2012年3月31日(土)17:30の千秋楽公演をもって幕を下ろした。
千秋楽発表後続く、満席の客席は、この日はいっそうの熱狂で溢れ、ブルーマンのパフォーマンスに目を凝らし、笑いと驚きを繰り返した末に、お客様がブルーマンとの繋がりを実感して、無事に終演を迎えた。この日の最終公演に限っては、終演後、スタンディングオベーションが鳴り止まない中、再度、ステージにブルーマン、バンドメンバー、クルーが登場。お客様とのしばしの別れを惜しむように、客席に降りて、お客様と目線を合わせながら、今度は、客席出口からブルーマンが退場をした。
その国、文化に土着し、繋がりを構築し、維持することを自らに課すブルーマングループは、公演こそ終わるものの、日本との繋がりを維持すべく、新たな模索は継続する。