12日(火)、東池袋の劇場・あうるすぽっとで、舞台「スピリチュアルな1日」の公開舞台稽古が行われ、主演の石田明(NON STYLE)、須藤理彩、片桐仁が取材に応じた。(※クリックで画像拡大)
舞台「スピリチュアルな1日」は、昨年、東日本大震災の影響で一部公演中止となり、3日間のみ上演された。公演後に多くの観客から「笑って、笑って泣きました」、「生きていこうと思いました」などの感想と共に、再演希望の声が多く寄せられ、その気持ちに応えたいというキャスト・スタッフの想いから片桐仁など新たなキャストが加わり再演となった。「再演という形で、東北の人達に、この作品で笑顔になってもらいたい」と昨年初演でのカーテンコールで約束した通り、6月13日(水)初日の東京公演、大阪公演を経て、復興支援一環として仙台公演も行う予定。
”前回、稽古中に震災が起こり、期間が短縮されての上演でしたが、当時の気持ちは?”の質問に、石田は「震災直後で、よしもとの劇場も開けてない状態だったのですが、その中で公演できるということで・・・幕が開くと観客の反応も良くて、本当は救うつもりでやっていたが救われました。もう少し多くの人達に観て欲しいと思いましたし、被災地の方へも行きたいと思いました」、須藤は「震災直後ということもあり、もしかしたら自分たちのエンターテイメントは、今この時期に必要とされていないのかもしれない・・・と、不安の気持ちのまま、初日を迎えました。舞台に立てることが、その時はゴールだったような気がしました。再演できる場をいただいたことと、観客の方々から”笑いたくて、思いっきり笑いたくて”という声が聞けたので、貰ったものをお返しできる機会を与えていただいたので、再演できて嬉しいです」と、初演を振り返り、当時の気持ちを明かした。
片桐は「人見知りなので・・・余裕なふりをする。態度がデカイふりをする(笑)。(芝居の)話がすごく良いので、そこに参加できることは光栄です。全力で頑張ります!」と、新キャストとしての意気込みを語り、座長石田について聞かれると「ラブストーリーですから、濃厚なラブシーンもございます(笑)」と暴露し、「石田さんは引っ張ってくれていますね!」と座長石田について語った。
須藤は「(片桐とは)初対面ですが、ラーメンズのDVDも拝見させていただいていましたが、昔から知り合いだったかのような・・・片桐さんの場面の笑いを引きずって、次に登場の場面で一回笑いが止まらずはけることがありました。何が不安かというとそれ(笑いがとまらないこと)が不安です」と、片桐との共演でのハプニングを語った。石田は「(お笑いの)テレビで見ていた人で、僕がテレビに出た頃にはスターで、お笑いで絡んだことはなく、お芝居で初めて絡んで・・・普通にお笑い面でも芝居でも凄いし、ラーメンズというイメージでいくと話したりすることも難しいのかと思いましたが、フレンドリーに接してくれます」と初共演の片桐について語った。
初演の千秋楽のカーテンコールで、再演という形で東北へと約束したが、仙台公演へ向けて石田は「被災地へ届けたいなという気持ちは、(キャスト・スタッフ)全員が思っているので、(仙台公演が)決定したということで、復興支援プロジェクトとして行うので、一人でも多くの人を元気づけたいなと思います」と意気込みを語った。
劇中でのプロポーズシーンについて聞かれると「プライベートでもいかせたら・・・強気でいきますよ!」と強気な発言。そして、意中の女性を招待すると公言した石田は「来てくれるみたいです!」と笑顔で応えた。
石田の相方NON STYLEの井上の反応について聞かれると、石田の主演について「また、入ったか」と言っていたが、初演に今田耕司が観劇に来て大絶賛し、石田に電話をかけてきて「良かったな!」と言ってくれたという事実が、芸人仲間に広がっているので、井上も文句を言いたくても言えないと暴露し笑いを誘った。
最後に、石田は「今回の作品は、とても笑えて元気になれる作品です。みなさん、是非観に来てください」とPRした。
STORY
心霊特集でオンエア予定のドキュメンタリー映像に、トラブルが発生。TVディレクターの三井は、今話題の霊能カウンセラーを自宅に招き、急きょ撮り直しを決行する。だが近隣住民や、本物の幽霊にまで振り回され、撮影は難航する羽目に!!そして同じ頃、三井の元に、もう訪れるはずのない女性がやって来る・・・。霊を信じる者と信じない者、そして霊を含む全員の思惑が交じり合った時、切ない奇跡が生み出される!
【脚本】小峯裕之 【演出】板垣恭一
【出演者】石田明( NON STYLE) 須藤理彩
吉本菜穂子 諏訪雅(ヨーロッパ企画) /片桐仁
猪塚健太 今井隆文 栁澤貴彦
【東京公演】
2012年 6月 13日(水). 24日(日)
あうるすぽっと
【大阪公演】
2012年 6月 29日(金). 7月 1日(日)
ABCホール
【仙台公演】
2012年 7月 7日(土)・8日(日)
仙台市青年文化センターシアターホール
《チケット料金》
前売り 5,500円/当日 6,000円 (全席指定・税込 )
※未就学児の入場はご遠慮いただいております。
《チケット取り扱い》
【チケットぴあ】
0570-02-9999(Pコード:419-435) http://pia.jp/t/(PC・携帯)
【ローソンチケット】
0570-084-003(Lコード:39921)http://l-tike.com/(PC・携帯)
【イープラス】
http://eplus.jp/(PC・携帯)
【チケットよしもと】
0570-041-489(Pコード:419-519)
http://ticket.yoshimoto.co.jp/(PC・携帯)
【Confetti】
0120-240-540 http://confetti-web.com/