1日(日)、明治座(東京都日本橋浜町)で歌手・北島三郎、明治座創業140周年記念『北島三郎特別公演』初日の幕が開いた。
昨年、3月の芸道50周年記念の特別公演では、東日本大震災の発生により、4日間の舞台公演で休演となってしまい、北島三郎の雄姿を心待ちにしているファンの方々が、心待ちにしていた明治座『北島三郎特別公演』。1ヵ月という長期での明治座公演は初めての北島は、来年3月の明治座特別公演も上演決定。「歌の道を歩み続けて50年を超えました。何千、何万回と舞台に立っていても、毎回お客様から頂く拍手や声援に励まされ、皆様の笑顔に嬉しい気持ちになります」と、応援してくれるファンへ感謝の言葉。
(画像提供:明治座)
『北島三郎特別公演』は二部構成で、第一部は「火消し一代 め組の辰五郎」・・・江戸時代中期、八代将軍・吉宗の時世。”火事と喧嘩は江戸の華”と謳われているように頻繁に起きていた”火事”は、江戸庶民にとって恐るべき災害であった。そんな火事に命を惜しまず、勇ましく立ち向かう”町火消”達に人々は信頼を寄せ、尊敬、憧れを持っていた。その火消し・め組の組頭・辰五郎の生き様を描いた物語。
(画像提供:明治座)
辰五郎を中心に江戸の粋と人情、正義とはなにか・・・舞台は江戸時代にタイムスリップしたかのような演出。火消しのシーンでは、江戸時代のめ組そのものを見ているかのような火消しのスケールに圧巻。
第二部では、『北島三郎、魂(こころ)の唄を・・・』では、新曲「職人」や「風雪ながれ旅」「北の漁場」など名曲を歌い、1年4ヵ月振りに復帰した大江裕は、「のろま大将」「ふる里はいま・・・」を歌った。昨年、北島から大江に「傍に来てみたら?」と声をかけ、大阪で1ヵ月間だけ北島の付き人をしたという秘話も・・・涙を誘った。「北の漁場」ではステージ上で漁船に乗り漁師に扮した北島が登場、揺れる船の上で歌い、「まつり」では、辰年にちなんで龍の豪華セットに目が釘付けとなり圧倒された。龍に乗った北島は、1階から3階までの観客に手を振り、感謝の気持ちを込めて歌い、拍手と歓声がなりやまなかった。(画像提供:明治座)
(画像提供:明治座)
そして終演後に「今日の舞台でも『サブちゃん待ってたよ』とのお声を頂きました。また、今日一緒に頑張っております大江裕にも温かい声援を頂けて感謝の気持ちで一杯です。今日から千秋楽まで、御覧になって頂く全てのお客様に楽しんで頂き、元気になるような思い出に残る舞台を、出演者一同精一杯つとめてまいります」とコメントした。
公式ホームページ http://www.meijiza.co.jp/info/2012_07/
公演期間:7月1日(日)~29日(日)
料金:A席(1・2階) 13,500円 B席(3階) 6,000円
明治座チケットセンター(10:00~17:00)
電話:03-3666-6666
15名様以上のグループ観劇予約受付中
電話:03-36660-3941
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