「SUMMER SONIC FESTIVAL」が、8月18日(大坂)、19日(東京)開催され、都内で記者会見が行われ五月天、Quarterback、Fire EX、1976が出席した。台湾の『第23回Golden Melody Awards』で6部門受賞の五月天は、”Green day”や”The Cardigans”らと同じステージに立った。アジアのバンドとしては初めて、SUMMER SONIC の東京・大阪の両方に出演した。
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Q:「SUMMER SONIC FESTIVAL」に、参加された感想は?
1976:「楽屋でいろんなアーティストに会えてよかったです」
Fire EX:「”SUMMER SONIC FESTIVAL”に出演することは、小さい頃から好きだったアーティストと一緒に出演できたことは、とても光栄です」
Quarterback:「初めて出演で、以前はネットで(サマーソニックを)見て、凄いイベントだと思っていました。やっと出演でき、ライブで学んだことを台湾でも生かしたいと思います」
五月天:「有名なアーティストと一緒に出演するのは、とてもよい経験でした。”SUMMER SONIC FESTIVAL”をきっかけに、もっと多くの国に私達の音楽の魅力を伝えられたらと思います」
1976
Quarterback
Fire EX
五月天
Q:日本滞在時に、ショッピングや食事などで、楽しみにされていることは?
Fire EX:「昨日はラーメンを食べに行きました。熱くて汗かきましたが、日本の方の生活に近づけたように思えて、楽しかったです。ラーメン屋の先は歌舞伎町でしたので、機会があれば行ってみたいと思いました」
Q:日本のアーティストで好きな歌手、もしくはバンドは?
1976:「たくさんありまして、ナンバーガール、椎名林檎、スーパーガールズ・・・最近はYMOがカッコイイと思います。youtubeでみて、YMOがカッコイイと思った」
Fire EX:「Perfume (笑)」
Quarterback:「Mr.Children、イエローモンキーの吉井和哉さんが好き 」
五月天:「私達は、GLAYやflumpool とコラボして、アルバムでもコラボしてくれました。実は、私達一番好きなのは、AKB48のみなさんですね(笑)」
Q:音楽を表現する上で、心がけていることは?
Fire EX:「一番大事だと思うことは、緊張しないように。言葉は違いますが、音楽は自分の感情などを言葉として伝えられる」
Q:大坂と東京で、それぞれ選曲など変えた点やエピソードはありましたか?
五月天:「大坂の会場では、野外会場でしたので、熱い曲などを選びました」
Q:バンドや音楽活動を続けていく上で、大切なことは?
Fire EX:「私達は、10年くらい音楽活動をしているのですが、どんなことがあっても、継続していくことが大切だと思います」
Q:今後の活動予定や目標は?
五月天:「私達は、まだツアーの最中ですので、今年の後半は、すっとライブステージに立つ予定です」そして来年の2月に日本でのライブの予定があることを暴露した。
Quarterback:「今週末、台湾でアーティスト達とのライブが予定されています。そのライブは友情ライブですので、この先ずっとやっていきたいと思います」
Fire EX:「今、アルバムを制作中です。年末くらいには、(アルバムを)発表する予定です。ツアーも予定しています」
1976:「やはり、伝説的なアルバムを作りたいです」
Q:日本でライブをするとしたら、どのような会場・ホールでしたいですか?
1976:「彼(阿凱)は武道館でやりたいと言っていますが、僕(大師兄)は、日本で初めてライブをした会場にもなった赤坂BLITZでしたいです。10年前にパティ・スミスを観た場所なので ・・・」
Fire EX:「例えば、渋谷ロフト、O-Westのようなライブ会場でやりたいです」
Quarterback:「武道館!新宿東口の路上ライブもやってみたいです」
五月天:「五月天としては、出演させていただければ、嬉しいことなのです。小さい会場でもかまわないですが・・・やっぱり、東京ドームでやりたいですね」
Q:五月天の阿信さんへ質問です。日本に行くのであれば、日本のメイドカフェへ行ってみたいとのことですが、もう行かれましたか?
五月天・阿信:「私達は、台湾のアイドルアーティストですので、そういうことは言わないですね(爆笑)。言ったのはQuarterbackのみなさんですね!(阿信はQuarterbackにムチャぶり、笑いを沸かせる場面も)」
Quarterback:「(阿信からムチャぶりされた虎神は)実は、記者会見が終わったら、メイドカフェに行こうと思っているのです。もしも、みなさまが良いお店がありましたら、紹介してくれれば助かります。VIPカードなどを持っているのであれば助かります。(爆笑)それも冗談なのですけれど・・・私達にとっては、メイドカフェも日本の文化の一つなので、それも面白い経験になれば、台湾のみなさんにも教えてあげたいと思います」と、笑いを交えながら対処したものの、日本の文化に興味津々の様子だった。
1976のドラム大師兄は、「東京・巣鴨でお母様の知り合いのマンションに、二年間住んでいたこともあり、日本語が流暢。都電も利用していたので、とても懐かしい」と、会見後フレンドリーに話してくれた。五月天はじめ、台湾アーティストのロックパワーに、今後の活動に注目していきたい。
日本語が流暢な1976のドラム大師兄。会見後他のメンバーは、ガイドブック片手に渋谷”一蘭”へ。
記者会見後は、台湾テレビ局各社のインタビューが行われ、各グループ代表が応じた。