二代目市川亀治郎改め市川猿之助舞台『助太刀屋助六外伝』に主演決定!
喜劇にこだわり、時代劇・戦争映画・ドラマなど、様々な作品を創りあげた鬼才、故・岡本喜八監督の生前最後の作品である『助太刀屋助六』。
1964年に漫画讀本で発表した自身の原作を基に、69年『仇討ち・助太刀屋助六』という題名でテレビ放映され、2002年、真田広之・鈴木京香・仲代達矢ら豪華キャストで映画化をした、岡本喜八監督にとっては非常に思い入れの深い作品です。映画版は時代劇でありながらジャズをふんだんに使い、役者たちが画面狭しと飛び跳ね、駆け回る痛快活劇となっています。
2012年12月15日(土)~24日(祝・月)まで、東京 ル・テアトル銀座にて上演!!
舞台『助太刀屋助六外伝』は、映画『助太刀屋助六』に繋がる旅の途中で巻き起こる様々な出来事を描きます。
本作品で助六役を演じるのは、市川猿之助。今年6月に二代目市川亀治郎改め、四代目市川猿之助を襲名後、益々、多方面で活躍しその勢いはとどまることを知りません。作品の持っているスケール感・スピード感を体現化できる方と確信しております。そして、本作は猿之助襲名後、歌舞伎・踊り以外で出演する最初の作品となります。
演出は、岡本喜八監督のスピード感、世界観などはそのままに、演劇界の奇才・G2が新たな作品として創作いたします。
<市川猿之助コメント>
この度『助太刀屋助六外伝』に出演することとなりました。岡本喜八監督作品の疾走感は大切にしながら、映像では表現しきれない舞台ならではの魅力をご堪能いただけるよう努めて参ります。
<岡本喜八プロコメント>
『助太刀屋助六』は、岡本喜八がテレビと映画、二度も映像化した、大変思い入れのある作品です。そんな助六のキャラクターを気に入っていただき、市川猿之助さんで新たな舞台を作りたい、というお話をいただいた時には驚くと共に、大変嬉しく思いました。岡本喜八のユーモアとダンディズム、こだわりの詰まった助六が、舞台でどのような活躍を見せるのか、今から興味津々です。市川猿之助さんの演じられる粋でイナセな助六に会うのが、本当に楽しみです。