明治座創業140周年記念 ミュージカル『光化門恋歌』舞台公開

3日(木)、明治座(東京・中央区日本橋浜町)にて、ミュージカル『光化門恋歌』舞台公開が行われた。また、ミュージカル『光化門恋歌』は、東日本大震災により被災され、東京都に避難されている方々に向け、公演へのご招待し、終演後にキャストとハイタッチ会が行われた。


『光化門恋歌』は韓国の歌手イ・ムンセの代表曲です。イ・ムンセの大半は、2008年に亡くなった作曲家イ・ヨンフンが手がけたもので、イ・ヨンフンは生前この歌を題材にミュージカル化を企画していたが、存命中に実現することはできず、故人の遺志を継ぐ形でミュージカル化が実現。2011年3月の初演を皮切りに、韓国内で異例の動員数を誇り、韓国ミュージカル界最高峰とされる「第6回大邸ミュージカルアワード」にて大賞を受賞した。『光化門恋歌』では韓国の音楽界でもさまざまな記録を保持するユン・ヒョンリョルやリサをはじめとする韓国屈指の実力派俳優に加え、日本でも大人気のK-POPスターの出演が実現!胸を打つ美しいメロデ、豪華キャストによる情感あふれる熱唱が響きあう情熱的な舞台。

 

(写真提供:明治座)

 

ミュージカル『光化門恋歌』は、1980年代前半の韓国の民主化学生運動が盛んだった時期、20代の男女3人のすれ違う恋と深い苦悩の記憶が時代背景となっている。ステージ上の左右では過去と現在のストーリーが展開されていく(字幕も左右に表示されるので見やすい)。また、スクリーンではストーリーの季節の移り変わりや学生運動の時代などの背景が映し出される。実力派リサの熱唱、甘ずっぱくせつない恋心をコ・ヨンビンが歌いあげる。また、学生運動と愛する女性と先輩サンフンとの間での苦悩をソンジェが体全体で表現する。ホ・ギュとキム・テハンにヤン・コンニムのコミカルな表現力で、時に笑いもあり場を盛り上げる。カーテンコールでは会場の観客がスタンディングとなり、歌と踊りのパフォーマンスに熱気と拍手の渦となった。

 


(写真提供:明治座)

 

明治座の売店では、通常の明治座土産の他にキャストのグッズや、フードコーナーでは韓国定番のホットックやチヂミボールなども販売されている。通常、明治座では舞台写真の撮影はすべて禁止しているが、本公演に限定して、カーテンコールの間、写真撮影を可能という異例も・・・。 また、明治座切符売場にて、本公演購入済みチケットの半券を提示すると、割引価格にてチケットが購入できる”リピーター割引”も決定している。

 

<あらすじ>

多くのヒット曲を持つ中年作曲家ハン・サンフンのもとに、ジヨンという青年が訪ねてくる。サンフンの往年のヒット曲を使ってコンサートを開きたいというのだ。ジヨンはコンサートのストーリーを語り始める。そこには、サンフンだけが知っている悲しい愛の物語が描かれていた。

20数年前の光化門。人気作曲家のサンフンは友人が経営するライブハウス「ブルーアジト」で出会った美しい歌声の書店店員ヨジュに心惹かれ、自分の曲を歌ってほしいと依頼する。だが肝心の自分の気持ちだけは伝えられないままだった。

そんな中、サンフンの後輩で学生運動のリーダー・ヒョヌもまたヨジュに心を寄せていた。やがてヨジュは強引だが心優しい彼と恋に落ちてしまう。その後、ヨジュは歌手としてデビューする。しかしまさにデビューのその日、ヒョヌが政治犯として逮捕されてしまうのだった。 

 

<キャスト>

現在のサンフン役/パク・ホサン、コ・ヨンビン

過去のサンフン役/イ・チャンヒ、ユン・ヒョンリョル、ユンホ(東方神起)

ヨジュ役/リサ、チャン・ウナ

ヒョヌ役/G.OMBLAQ)、スンホ(MBLAQ)、ソンジェ(超新星)、キム・テフン

ジングク役/キム・テハン

ジョンスク役/キム・ヨンジュ、ヤン・コンニム

ジヨン役/キム・テフン、パク・ヒョンシク(ZE:A)、チェ・ミンファン(FTISLAND)、ソンギュ(INFINITE)、ウヒョン(INFINITE

 

公演スケジュール 2013年1月1日(火・祝)~2日(日)

チケット取り扱い 詳細は後日ホームページにて発表

韓国語・日本語字幕あり

 

明治座ホームページ http://www.meijiza.co.jp/

 

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