アトリエ・ダンカン プロデュース公演 『教授』
~流行歌の時代を、独自の価値観で生きた歌好きの免疫学教授、そして、観念的な恋愛に己を捧げた助手~
8 日(火)都内スタジオにて、アトリエ・ダンカン プロデュース公演『教授』制作発表を行われ、会見の中では今回のために五木寛之が書き下ろした楽曲を中村 中が弾き語りで初披露された。
【制作発表登壇者】
椎名桔平、田中麗奈、高橋一生、岡田浩暉、佐々木喜英、中村 中、鈴木勝秀(演出)
【演出家・鈴木勝秀コメント】
「今回の作品は五木さんのエッセイがもとになっています。他の作品で椎名さんと一緒に考えてたものとを混ぜて考 えたらうまくいくかもと思いつくりました。高度成長期の日本で世間とは外れて寄生虫をずっと研究している教授。作品の中でも経済ばかりを求める現代の社会の問題点が浮き彫りになっていて、それを訴えかけている」
【 椎名桔平コメント 】
「戦争のなごり、学生時代の中で何故寄生虫だったのか興味深い。自分の生き様や生き方と戦って表現したい。 山中教授に負けないように頑張りたいです」
【 田中麗奈コメント 】
「とことんプラトニックに教授を愛する助手役です。体の中に寄生虫がすんでいて命短いと知りつつも愛してしまう教 授のすべて、そのものが愛しい。女性らしく優しくもあるが、男性に負けない心の強さ、エネルギーというものを表現 したいです」
Q 昭和の歌謡曲で好きな曲はなんですか?
椎名:「ブルーライト横浜」母が好きで歌詞の内容も分からず歌っていました。
田中:「時代」大変なことになっても時代が流れていくんだなっと。
中村 中:「泣かせて」曲と歌い手がマッチすると名曲が生まれるんだなと知った曲です。
【東京公演】
2013 年 2 月 7 日(木)~2 月 24 日(日) Bunkamura シアターコクーン 他
地方公演あり(大阪、名古屋、金沢公演)
【Based on】
五木寛之(「わが人生の歌がたり」角川書店刊より)
【構成・演出】
鈴木勝秀
【出演者】
椎名桔平、田中麗奈、高橋一生、岡田浩暉、坂田聡、伊達暁、
佐々木喜英、上條恒彦、中村 中 他
【公式 HP】
http://www.duncan.co.jp/web/stage/professor/index.html