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「音楽のまち・かわさき アジア交流音楽祭」実行委員会では、2013 年4 月20 日(土)、『第9 回 音楽のまち・かわさき アジア交流音楽祭』として、3 年ぶりにミューザ川崎シンフォニーホールにおいて「メインステージ」を開催いたしました。
昨年に続き、JUJU、JAY'ED、西野カナ、少女時代、
JASMINE といった新時代の実力派アーティストの楽曲
を多く手がけ、数々のNo.1 ヒットのプロデュースを誇るカリスマ仕掛け人、ジェフ・ミヤハラ氏を総合プロデューサーに迎え、アジアの実力派アーティストを川崎に集結。東日本大震災の影響による被害を受け休館を余儀なくされたものの、4/1 に待望のリニューアルオープンをした「ミューザ川崎シンフォニーホール」で、アーティスト達が観客一人一人の心に響く圧巻のパフォーマンスを繰り広げました。 (写真提供:「音楽のまち・かわさき アジア交流音楽祭」実行委員会 )
まず登場したのは、韓国の実力派シンガーソングライター、J-Min(ジェイミン)。ギターを片手に、MC の音楽評論家・湯川れい子氏から「宝物のような声」と評された伸びやかな歌声で観客を魅了しました。ナタリー・インブルーリアのヒット曲「Torn」のカバー曲や、切ない恋心を歌ったバラード「Sorry」、「If You Want」「HeartTheater」の計4 曲を披露し、流暢な日本語で「最後まで楽しんでいってください!」とコメントしました。
次に登場したのは、沖縄出身のボーカル&MC ユニットTWIN CROSS(ツインクロス)。あたたかな歌声と真っ直ぐな歌詞で会場を盛り上げ、2 曲目の「Take it All」では観客の手拍子が響き渡りました。故郷への想いを歌った「ただいま」では、海を連想させる青色の映像演出が加わり、計4 曲が終了する頃には会場を沖縄色に染めていました。
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(写真提供:「音楽のまち・かわさき アジア交流音楽祭」実行委員会 )
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(写真提供:「音楽のまち・かわさき アジア交流音楽祭」実行委員会 )
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台湾からは、日本初ステージとなる阿福(アフー)が登場。白のミニドレス姿とキュートな声音で「LET GO」「ME & U」「如果有如果」「JUST THE WAY YOU ARE」の4 曲を軽やかに歌い、観客の心を掴みました。また、曲の間には英語と中国語、そしてたどたどしいながらも日本語のMC も披露し、観客の温かな笑いを誘っていました。
4 組目としてステージに上がったのは、つい先日、デビューを発表したばかりのクリス・ハート。情感溢れる美しい声で、小田和正の「言葉に出来ない」やJuleps の「旅立つ日」などカバー曲を中心に計7 曲を歌い上げました。最後に歌った曲は、自身が「とても大切な曲」と語り、デビュー曲でもある「HOME」。曲が終わるたびに、観客からは惜しみない拍手が送られていました。
今年、メインステージのトリを飾ったのは、メンバー全員が音楽大学卒業、今回で2 回目の出演となるヴォーカルグループLe Velvets(ル・ヴェルヴェッツ)。1 曲目の「O sole mio」から、その朗々と響き渡る歌声で観客を酔わせる一方、ユーモア溢れるMCでは笑いを誘い、計9 曲を緩急のある構成で魅せました。大胆にアレンジした「ソーラン節」では、声を自在に操りながら力強さと繊細さを表現。また、今回ステージ転換の際にMCとしても登場した総合プロデューサーのジェフ・ミヤハラ氏作曲、湯川れい子氏作詞のポップナンバー「Let’s kiss tonight」では軽快なダンスを、そして「Can’t take my eyes off of you」ではメンバーがステージから降りて観客と触れ合うというサプライズも披露。アンコールでは、今回の舞台が「ミューザ川崎シンフォニーホール」という優れた音響を持つステージだったことから、オペラ「トゥーランドット」の「Nessun Doma!」を、マイクを通さず生声で歌い上げ、観客から盛大なスタンディングオベーションが送られました。
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(写真提供:「音楽のまち・かわさき アジア交流音楽祭」実行委員会 )
メインステージの最後には、TWIN CROSS、クリス・ハート、Le Velvets、阿福がステージに登場、川崎市出身の故・坂本九氏の名曲「見上げてごらん夜の星を」を全員で歌いました。この時、今年初の試みとして、洗足学園音楽大学の学生がヴァイオリンとヴィオラ、バックコーラスにてメインステージに参加。深みを増した音と声で会場を温かく包み込み、メインステージが終了しました。
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(写真提供:「音楽のまち・かわさき アジア交流音楽祭」実行委員会 )
また、4 月20 日(土)・21 日(日)の両日には、入場無料の市民交流型コンサート「交流ステージ」を商業施設のラ チッタデッラやラゾーナ川崎プラザなど川崎駅周辺9 カ所にて開催。約100 グループが出演し、アジア12 カ国の音楽や舞踊を披露いたしました。
さらに、同時開催した「かわさきアジアンフェスタ」では、アジア料理や雑貨を集めたアジア屋台村や毎年大好評のタッチラリーの他、商業施設内のアジア系レストランやショップによる企画、コリアタウンの「焼肉フェスタ」など多彩なイベントが実施され、川崎の街全体がアジアンムード一色に包まれた2 日間となりました。