斎藤惇夫氏によって書かれ、‘72年に出版された『冒険者たち』は、これまで劇団四季をはじめ、多くのカンパニーや団体により、舞台化されてきました。 今作は、2009年3月、2010年6月に行われたミュージカル『冒険者たち』 (うえのけいこ脚本、カサノボー晃演出)をもとに、大幅にリニューアル。 脚本、演出、楽曲全てがパワーアップし、二幕構成の本格的なミュージカルとして登場します!
脚本・演出・作詞には、ショー・ミュージカル・コンサート等、多岐に渡るジャンルで活躍する菅野こうめい、作曲は、前作に引き続き大石憲一郎、また振付は、数々のPV、CM、舞台で人々の記憶に残る振付を送り出し続けている振り付け師ユニット・振付稼業air:manが担当。新たに、アクロバットや、空中パフォーマンスに挑戦するシーンが登場するのもみどころのひとつ。新しい驚きに満ちた舞台へと生まれ変わる、ミュージカル『冒険者たち』。 ネズミたちが、舞台上を縦横無尽に駆け回ります!
わたしたちの胸を熱くする、『冒険者たち』の世界
● 原作
『冒険者たち』とは斎藤惇夫氏原作の『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』は、72年の発表以来、今でも多くの人に愛され、読み続けられている児童文学の名作です。
● アニメ「ガンバの冒険」
75年には『ガンバの冒険』としてTVアニメ化もされ、広く知られるようになりました。また、放送から40年近く経った現在でも、DVD-BOXやキャラクター商品が販売されるなど、根強い人気を誇っています。
● ストーリー
主人公ガンバは、世間知らずの町ネズミ。ある日、友達のマンプクに誘われ、船乗りネズミたちの集会に参加することに。そこへ、一匹の傷ついたねずみが現れ…。おそろしいイタチのノロイに絶滅させられそうになっている島ネズミたちを助けるため、ガンバと仲間たちは夢見が島へ向かいます。ガンバと仲間たちは、時には意地を張ってけんかもするけれど、困ったときは励ましあい、助け合って、様々な困難を乗り越えながら旅をします。 やがて、イタチのノロイがガンバたちの前に立ちはだかり、力では到底かなわない相手を前に、小さな生き物たちは、知恵と勇気をふりしぼり立ち向かうのですが…。
ミュージカル 「冒険者たち ~The Gamba 9~ 」
<スタッフ>
原作: 斎藤惇夫 (岩波書店)
脚本・演出:菅野こうめい
音楽:大石憲一郎
振付:振付家業air:man
美術:原田愛
照明:倉本泰史
音響:山本浩一
衣裳:山下和美
ヘアメイク:宮内宏明
エアリアル:若井田久美
歌唱指導:長野佳代
演出助手:伴眞理子
舞台監督:大垣敏郎
宣伝美術:山下浩介
宣伝写真:設楽光徳
プロデューサー 蓬田恵美子
エグゼクティブプロデューサー 池田道彦
主催:イープラス ニッポン放送
企画・製作:アトリエ・ダンカン