超SF大作『アフター・アース』(6月21日(金)日本公開)にて、感動作『幸せのちから』(06)以来、7年振りの親子共演を果たすウィル・スミス、ジェイデン・スミス親子が本日5月2日に都内で来日記者会見とフッテージ試写会とが行われた。また、会場には北区立桐ヶ丘中学校の生徒さんが約40名との握手などの交流もはかられた。
MC:本作『アフター・アース』 は7年前の『幸せのちから』で親子愛で泣かせてくれたウィル・スミス、ジェイデン・スミス父子が父と子に扮し再び挑むSF感動作です。全米では5/31、日本では6/21に公開されます.今回は映画完成前ではありますが、いち早く日本の皆様に『アフター・アース』の壮大な世界観と、ウィル・スミス、ジェイデン・スミスの本作への熱意をお伝えしたく、フッテージ試写会と記者会見を開催する運びとなりました。
(フッテージ上映後)
早速ご登場頂きましょう!主演のジェイデン・スミスさん、ウィル・スミスさんです。
・それではまず日本のファンのみなさまへ一言
WS:コンニチハ!今日この場に来られて光栄です。カメラのフラッシュがすごくてうれしいです。
(ウィル・スミス)
JS:コンニチハ!この場にいられてうれしいです。来てくれてありがとう!僕たちの映画をサポートしてくれてありがとう。日本に来られてとてもうれしいです。
(ジェイデン・スミス)
MC:ジェイデンくんは14歳ですが、会場には北区立桐ヶ丘中学校の生徒さんが約40名いらっしゃってくれています。
(突然、ジェイデンがステージから降りて、生徒さんたちのところへ直接行き、ホワッツアップ!と挨拶したり握手したりと交流)
・ウィルへの質問 原案はウィルさんご自身で考えられたとのことなんですが、どのようにしていつごろこのストーリーは生まれたのですか?
WS:2年前ほど前、ジェイデンがジャッキー・チェンと『ベスト・キッド』を撮っていて、あまりにも楽しそうにしていてジェラシーを感じちゃったんだ(笑)俺が父親だぞ!ってね。だから親子共演を果たせる企画を考えようと思った。ある日インスピレーションがわいて1000年後の未来の話にしようと思った。たまたまシャマラン監督の誕生日の日に電話をしたら、誕生日のお祝いはいいから、何か企画の話をしてよって言われてこの話をしたんだ。そしたらすごく気に入ってくれて、そこからどんどん膨らんでいったという感じだった。
・お二人は『幸せのちから』以来7年ぶりの共演ですが、まずはウィルへの質問、ジェイデンの俳優としての成長をどのように感じましたか?ジェイデンへの質問:以前は幼くてわからなかったけれど、今回改めてわかった俳優ウィル・スミスの魅力は?
WS:ジェイデンは14歳になって、自分の感情をコントロールできるようになったことに成長を感じる。以前だったら難しいシーンだとその感情を引きずることがあったが、『アフター・アース』ではそんなことがなかった。
JS:小さいときは気づかなかった現場での父の仕事ぶりで今回気づいたことは、作品づくりに対しての真剣さと情熱です。映画はいつまでも残るものだから、本当に面白いパーフェクトな作品にしようという大変な思いを持っていることを実感しました。
・ウィルへ:人類が住めなくなった地球が『アフター・アース』では描かれていますが、子供たちの未来には絶対にそんなことがあってはいけないと思います。そのためにはこの作品からどういうことを受け取ってほしいですか?
WS:もしこの地球を破壊してしまったらどんなことになってしまうのか?というのをまさにこの映画では描いているが、ジェイデンの世代はどんどん問題は大きくなってしまうので、我々はやはり関心を寄せなければいけないと思う。
JS:環境についてはこの映画は重要なことを訴えている。これまで人間は地球を扱うべき接し方をしてこなかったと思うので、この映画を観た人にはこれを警鐘にして、自分が何ができるのかを考えるきっかけになると思う。
・中学生の男子生徒さんから 一番大変だったシーンと一番ハッピーだったシーンを教えてください。
JS:崖の上から飛び降りる前の父と口論をするシーンが一番大変だった。
WS:あのシーンはすごくエモーショナルなシーンだからね。一日中撮影をしていて、怒りという感情を持ち続けながら叫びあうという感じで大変だった。
WS:ハッピーなシーンってあったかな??
JS:エンディングの方かな???
WS:生死にかかわるサバイバルの物語だから、やっぱり最後のシーンだね。
・一緒に撮影して楽しかったシーンは?
JS:あんまり一緒のシーンがないんよね。僕はずっと外で戦っていて、お父さんはずっと船の中だったし。全部行動を起こしていたのは僕のキャラクターの方だし(笑)
WS:確かに今回は君の方が働いたよ。
JS:でもお父さんもずっと現場にはいてくれたしね。
WS:そうそう、現場にはいたし、僕の方がギャラは多いしね(笑&会場大爆笑)それは親子として当然だよね。
WS:お気に入りのシーンは、ジェイデンが崖からダイブして巨大な鳥がアタックするしーんかな。ジェイデンの顔がびびってた(笑)
JS:それはそっちでしょ!僕はクールにきめてたよ(笑い)
WS:ポスターの絵柄も好きだよ。ジェイデンの顔が、若くて恐怖に恐れてる顔で。僕の顔はベテランの顔で強靭だ!
JS:(ポスターのデザインにある)船の上に立ってるのは僕だよ。劇中ずっと船の中にいるからお父さんの顔は安全なところにいる顔なんだよ。僕のキャラクターは外でずっとアドベンチャーを切り抜けているんだから!
・中学生の女子生徒さんからジェイデンへ 『ベスト・キッド』を観てダンスがとても上手だと思いました。いつからダンスを始めたのですか?
JS:小さいときにマイケル・ジャクソンのスリラーを観たんだ。あんまり表情を変えない赤ちゃんだったんだけど、お母さん(=女優のジェイダ・ピンケット・スミス)が名前を呼ぶとこうやって(肩を上下に動かして)動くんだ。だからお母さんのを見て覚えたのかもね。初めてスリラーを観たときはすごい怖かったよ。
WS:今回の映画の中でも「恐怖はお前の中にある」っていうセリフもあるし、恐怖をいかにコントロールするかもこの映画の核でもある。もし小さいときに『アフター・アース』を観ていたらスリラーに対する恐怖もコントロールできたと思うよ。
JS:小さいときに『アフター・アース』を観ていたら、もっと怖くなってたと思うよ。だってタイムトラベルは実在するんだって思うだろうから。だって大きくなった自分を観るんでしょ!?
WS:それもそうだね!ところで、タイムトラベルって言葉は、日本語でもタイムトラベルなの??じゃあ僕らは日本語の単語一つ話せるね。コンニチハって言われたら、
JS:タイムトラベル、って言うよ(ウィル&会場大爆笑)
・中学生の生徒さんから 日本で驚いたことはありますか?
JS:日本に何回か来てるけど、いつも仕事でホテルにかんづめだからなぁ・・・
WS:ジェイデンが生まれる前の24年前、ニューヨークが世界のトップだと思ってたけど、初めて東京に来たらテクノロジーが進化していてびっくりして、2回目に来た時には日本の人が持っている携帯にカメラがついていて、アメリカでそんな携帯が出る5年前ぐらいだよ!
(ジェイデンがウィルに、話が長いから半分ぐらいにして話してと勧告!)
・シャマラン監督を起用した魅力はこの映画にどんなふうに出ているのか?
WS:ハリウッドでも最高にファンタスティックな発想を持ってる監督だからね。劇中にゴースティング(ghosting)という技があって、人が完全に恐怖を払拭できたときに、自分に被害を与える者に対して見えなくなるというアイディアがこの映画の中心になって、これはシャマラン監督のアイディアなんだ。
ここで突然ウィルからジェイデンへ質問
WS:自分の父親と働くのはどんな感じだった?
JS:すごく面白かったよ。彼はすごく素晴らしい俳優だからね。
WS:他には他には??
JS:最高だったよ。すごく助けてくれたし、たくさん学んだよ。
WS:強い人だった?ヒーローと呼べる人かな?
JS:まぁ、そうだね(笑) だけど、
WS:だけど???
JS:このポスターを観ても武器を持ってるのは僕だよね?お父さんは持ってないよね。僕はこれからバトルをしようとしてるけど、お父さんは見てるだけ。
WS:後ろに立ってちゃんと支えているじゃないか!
JS:だからお父さんがリモートコントロールで僕がプレイヤーみたいな。
ジェイデン・スミス、ウィル・スミス、最新作!!
『幸せのちから』(2007)以来、二度目の親子共演!今や親子ヒットメーカーとなったウィル・スミス(『メン・イン・ブラック3』)とジェイデン・スミス(『ベスト・キッド』)が『幸せのちから』以来の共演を果たした!舞台は既に人類がいなくなった1000年後の地球。そこは、様々な動物たちが生息し、緑に覆われた限りない自然が広がる豊かな土地のように見えたが、人類が住むことなど到底できない恐ろしい惑星と化していた―。この壮大な題材を映像化したのは、奇才、M・ナイト・シャマラン(『シックス・センス』)。ハリウッドで最も注目を浴びる親子が、進化した地球の未知なる驚異に挑むスペクタクル巨編!
<ストーリー>
父子が辿り着いたその惑星は、人類が捨てた1000年後の"地球"だった―――。舞台は近未来――。人類はとうの昔に地球を去り別の惑星に移住していた。その星の任務である宇宙遠征の帰りに 伝説の兵士である父サイファと
父に憧れつつも過去のある事件から心に距離をおく息子キタイが乗った宇宙船がトラブルに巻き込まれ
機体は大破、緊急シグナル<トーチ>を載せた尾翼部が見知らぬ惑星に落下してしまう。それを追ってなんとかその惑星に機体を不時着させたが生存者はたった二人。しかも父は大怪我を負っている。自分たちが住む星に帰るために、一人でトーチを探す息子を前に父は語る。「ここは<最上級危険惑星>人類が捨てた地球だ」と。そこは驚異の大自然が広がり見たことのない様々な野生動物たちが生息していた。彼以外に人間の姿は見当たらない。キタイはずっと父親のような兵士になることだけを夢見ていた。そして今、自分にそのチャンスが巡ってくるのだが――。
荒れ果てた土地を歩き回るキタイの前に、人類抹消の為に進化した惑星=地球の,予期せぬ危機が次から次へと襲い掛かる――。
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