井上ひさし戯曲の原点・幻のデビュー作、いよいよ明日開幕!
主演・藤井隆と福田沙紀、鈴木裕樹(D-BOYS)が東北弁で挑む!
7日(火)、都内で藤井隆主演 舞台『うかうか三十、ちょろちょろ四十』の公開舞台稽古が行われた。2013
年5月8日(水)~6月2日(日)紀伊國屋サザンシアター他、山形、大阪会場にて、こまつ座 第九十九回公演『うかうか三十、ちょろちょろ四十』を上演される。
1958年(昭和33年)、24歳の井上ひさしが執筆した本作は、井上作品の中で初めて活字となり、彼の長い作家人生の原点となった作品であるとともに、これまでこまつ座で一度も上演されていない幻の名作です。その作品を、執筆から55年、こまつ座100回公演を目前に、豪華キャストを迎えてついに初上演する!
出演は、おとなしい人柄ながら村に混乱をもたらすとのさま役に、藤井隆。とのさまに恋される娘ちかを演じるのは、 福田沙紀。ちかの夫権ずは、ミュージカル「テニスの王子様」でデビューを果たし、D-BOYSで活躍中の鈴木裕樹。そして、こまつ座初出演となるこの三人を、経験豊かな演技派の田代隆秀と小林勝也が支えます。 井上流ブラックユーモアを耳に心地良い東北弁でくるみ込んだ、井上エッセンス満載の注目作。
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(C)谷古宇正彦
~初日を前に、出演者からのコメントが到着!!!~
◎主演・藤井隆(とのさま役)
セットが幻想的で素敵!これまでは稽古場でのお稽古でしたが、劇場で本物のセットを前にして、気分が高揚しています。いよいよ明日から初日ですが、本番をとても楽しみにしています。お稽古はあっという間でした。皆さんが優しくて、子役ダブルキャストの阿部ちゃん(阿部夏美)と松浦さん(松浦妃杏)がはしゃいでいたり頑張っているのを見て、すごく元気になれました。チームワークはばっちりです!是非、劇場に観にいらしてください!!!
◎福田沙紀(ちか・れい役) *れい=ちかの娘。
今回の舞台はちかとその娘のれいの二役を楽しく演じています。とてもすてきで面白い井上ひさしさんの台本です。稽古場の最初の本読みからとても楽しく、一ト月の稽古でみんな息もぴったり合ってきましたので、本番が待ち遠しい。舞台の上で自分の役を一所懸命演じますので、ちかとれいのいきいきと生きている姿を見ていただきたいです。是非、劇場にお越し下さい。そして心地よい東北弁も堪能して下さい。
◎鈴木裕樹(権ごんず役) *ちかの夫。れいの父。
こまつ座さんの公演は、今回が初めての出演で、大変光栄に思っています。僕は東北出身なので、この作品で使われている東北弁にもなじみがあります。そこは強みだと思うので、いいものをお見せしたいと思います。 稽古は難しかったですが、とても楽しかったです!鵜山さんの演出も面白く、稽古でやってみて発見したことも多かったです。本番では、精一杯、思い切り役を生きていきたいと思っています!
こまつ座 第九十九回公演・紀伊國屋書店提携 「うかうか三十、ちょろちょろ四十」
日程:2013年5月8日(水)~6月2日(日)
会場:新宿南口・紀伊國屋サザンシアター
作:井上ひさし
演出:鵜山仁
出演者:藤井隆 福田沙紀 鈴木裕樹 田代隆秀 小林勝也 /
阿部夏美 松浦妃杏(子役ダブルキャスト)