6月下旬、都内の稽古場。静まりかえった稽古場には小関裕太と平埜生成のセリフのキャッチボールが続く。小関と平埜の配役がチェンジし演じるSpecial公演 の稽古だった。普段は小関がカケル役、平埜がフクロウ役だが、Special公演だけは小関がフクロウ役で平埜がカケル役を演じる。まさに「イレカエル」、2タイプの『FROGS』が楽しめるのは間違いなし。演出の岸谷五朗が、小関と平埜の二人に、「体中から緊張感が伝わるようにやってみよう」と投げかける。試行錯誤しながら何度もセリフを発する二人。再度、岸谷が近寄り自ら体中から緊張感が伝わらせるという動きをやって見せる。小関と平埜は岸谷の動きを見て、何かを掴んだようだ。その瞬間、二人のセリフと体からの表現が変わった。
山下銀次と小池成が加わり、ダンスパフォーマンスの稽古が始まる。4人とも迫力感があり、キレのあるダンスだ。芝居の場面では、岸谷が小池成の歩く時に肩が揺れることを指摘し何度も歩く。おたまじゃくし、カエル、人間とストーリーも面白く、笑いの場面も多い。セリフのキャッチボールでは、演出の岸谷も笑ってしまう場面も。緊張感がある稽古場ではあるが、岸谷が見守る中、キャスト8人がのびのびと役を演じる。
若いキャスト8人が繰り広げる、スピード感あるダンスパフォーマンス。“人間”と“カエル”という立場こそ違うが、同じ思春期にある少年たちの、夢、希望、苦悩をぶつけ合う。そして、様々の答えを見い出しながら大人へと踏み出していく。今年の5月公演よりも進化した『FROGS』が観られることを期待したい。
『FROGS』
【公演期間】 2013年7月18日(木)~27日(土)
本公演11公演&Specieal 公演2公演
【劇場】 AiiA Theafter Tokyo
公式H.P http://www.frogs-stage.com/
【出演】
小関裕太 / 平埜生成 / 溝口琢矢 / 松岡広大
太田将熙 / 山下銀次 / 三本健介 / 小池 成
Special公演 青柳塁斗 / 風間由次郎
【スタッフ】
演出:岸谷五朗
脚本:喜安浩平
主題歌制作:新藤晴一(ポルノグラフィティ)
音楽:吉俣 良 今村哲也 三善雅己
美術:土屋茂昭(TSUCHIYA CO-OPERATION)
音響:今村太志(サウンドクラフトライブデザイン社)
照明:川谷祐之
映像:ムーチョ村松(トーキョースタイル)
衣裳:小原敏博
ヘアメイク:彰宏(ENISHI)
振付:植木豪(PaniCrew) 岡 千絵 ただこ
振付協力:平間壮一、IKKO
歌唱指導:福井小百合
演出助手:風間由次郎
舞台監督:齋藤英明(バックステージ)
宣伝美術:阿部 剛!!!!!
宣伝写真:多田
悟
宣伝スタイリスト:鷲頭マコト
票券:インタースペース
制作:多田里奈 外山聡伺 高橋加奈(アミューズ)
プロデューサー:小見太佳子(アミューズ)
アソシエイトプロデューサー:松田
誠(ネルケプランニング)
エグゼクティブプロデューサー:千葉伸大(アミューズ)
企画協力:ネルケプランニング
主催:アミューズ
【本公演・スペシャル公演 チケット料金】
指定席 4,800円(全席指定・税込)
親子ペアチケット
7,500 円(全席指定・税込)
<親子ペアチケットに関する注意事項>
・大人1人+お子様1人を1組としてご購入頂けるお席です。
・お子様の年齢を確認できる身分証明書等のご提示をお願いする場合がございます。
・お子様対象年齢:4歳~12歳となります。(同伴者は、13歳以上の方であれば、制限は特にございません)。
・親子ペアチケットは、別々にはご入場出来ません。必ず2名お揃いの上、ご入場ください。
※3歳以下のお子様はご入場いただけません。予めご了承ください。
車イスでご来場予定のお客様は、予めご購入席番をチケットスペースまでご連絡ください。
【チケット取り扱いプレイガイド】
チケットぴあ
0570-02-9910(Pコード不要)
0570-02-9999(Pコード:428-843)
http://pia.jp/t/ (PC・モバイル共通)
イープラス
http://eplus.jp/(PC・モバイル共通)
ローソンチケット
0570-084-003(Lコード:38565)
0570-000-407 【オペレーター対応10:00~20:00】
チケットスペース
03-3234-9999(オペレーター対応)
※0570 から始まる電話番号は一部携帯電話・PHS・CATV 接続電話・IP 電話からはかかりません。