中韓合作映画史上最高のヒットとなった映画『最後の晩餐』が、いよいよ3月1日(土)よりシネスイッチ銀座ほかにて公開。
映画『最後の晩餐』は、三つ星シェフと陶器デザイナーという夢のため、5年間の別離契約を選んだ二人の5年後を描いたラブストーリー。伝えたい想いがあるからこそ、大切な人のためにおいしい料理を作り続ける姿が温かな共感を呼ぶ、本作の公開を記念して、17日(月)、愛の伝道師であり、料理人のベリッシモ・フランチェスコを講師に、そしてゲストに女優・萬田久子が出席し≪料理で愛を伝える講座≫を実施した。
お二人はすでに本作ご覧になったそうですが、映画の感想はいかがでしたか?
ベリッシモ:とても感動して泣いちゃいました。料理に愛をこめる僕の仕事も同じだし、好きな女性に対して、料理を作って、笑顔をもらえると頑張れるもの、素敵なことですよね。3月1日公開だから、ホワイトデーには映画館にぜひ好きな人と一緒に行ってほしいですね。
萬田:泣かせていただきましたねー。とってもピュアな作品、自分の年齢も忘れて、とても純粋な気持ちでみることができました。やはり、人を好きになる、愛するって素晴らしいと本当に思える、すごく良い映画でした。
お気に入りのシーンは?
萬田:主人公のチャオチャオがとにかくチャーミング!相手役のリー・シンがあれだけキザなセリフを言っても自然なのは彼女がチャーミングだからですよね。
ベリッシモ:彼が料理するシーンは、自分の20代のころと重なりました、すごく真剣に集中して料理をしていて。これからもぜひ愛しい人に料理を作り続けたいですね。
劇中の二人のように、愛の料理を食べさせてもらったことは?
萬田:私は、大好きな人ができると自分が料理でおもてなししますね。最近はもっぱらワンちゃんと女子会だけど(笑)。そういえば、以前、道場六三郎さんにお弁当を作ってもらって川べりで食べたことがあるわ。とっても良い思い出。お弁当箱もとってある。この映画と同じですね。
本作の主人公たちは、お互いの夢のため、5年間別れるという契約をするのですが
ベリッシモ: 5年契約って、考え方はアジア人的だね。イタリアでは5年は待てないね(笑)
萬田:私も考えられないわ。明日なんてどうなるかわからないし、その日その日を大切に恋愛していきたいと思うわ。以前は、大阪出身の私、標準語で告白されたいなんておもっていたけど、今はやはり母国語というか大阪弁で「すきやねん」って言われたいですね。
この日はさらに、ベリッシモが萬田のために、隠し味に味噌をいれたという特製ミネストローネを用意!早速、萬田に振舞うと「コクがあって、濃厚なんだけどさっぱり。味噌がきいてます。これ女性は好きですね!」と大喜び。今度、ぜひ女子会に料理を作りにきて!と約束し合うなど、映画の話からお二人の恋愛観まで話が広がる、終始和やかなイベントとなった。
『最後の晩餐』
【原題:A Wedding Invitaiton (分手合約)2013年/中国・韓国合作映画/中国語/103分】
出演:バイ・バイホー、エディ・ポン、ペース・ウー、ジアン・ジンフー
監督:オ・ギファン
『ラスト・プレゼント』
配給:CJ Entertainment Japan
公式サイト:http://bansan-movie.com/